白髪隠しの小話

私は、３０代後半から白髪が気になり始めました。最初は、宝探しでもしているような感じで黒髪の中に見つけた数本の白髪を見つけては抜いて…を繰り返していました。

しだいに抜く本数が増えてきたので、白髪は染めたらごまかせるけど、はげたらごまかせないと思い、髪を染めることにしました。最初は、白髪染めという言葉も恥ずかしくて、おしゃれになるように髪を染めていました。

しかし、染めた割に白髪がキラキラして目立つので、白髪染めを目的に染めることにしました。染める色も白髪が目立ちにくい色、白髪が根元から伸びてきてもわかりにくい色を指名しています。

４０代になり、白髪が一段と増えた気がします。美容院で白髪染めをしても、一週間後くらいから、根元に白い部分が見えてきます。１か月もすると、根元が白いなあと他人が見てもわかるようになります。

美容院に相談すると、１か月よりも早い周期で染めに来る人も多いとのことですが、髪が痛むので、根元だけを染めるようにするといいと言われました。

それでも、安くても５０００円くらいかかります。それで、私は、市販の白髪染めを利用していますが、風呂場や体が汚れるので大変です。今は、外出自粛で人に会わない生活が続いているので、３か月くらい白髪染めをしていません。

白髪がかなり目立ちますが、このまま染めない生活もいいかなと考え始めています。でも、鏡を見るたびに老けたなと感じ、家族からはおばあさんみたいだから染めてとお願いされています。

今後、この白髪とどう付き合っていくのか悩んでいるところですが、艶黒美人はすべての悩みを解決してくれそうで期待しています。